2017年7月2日日曜日

今シーズン買ったもの

 現在、火災によってダメージを受けた衣服をクリーニングに回しています。
 そのため、手元にある服が少ない。下着類は多めに購入したものの、シャツやパンツは着まわし前提の数量だけ家で洗って対応しています。気温上昇でトップスの洗濯の頻度が上がり、雨天で洗濯できない日も増え、急きょ古着を巡って入手した品々にfocus。


1.Altea(シャツ)


淡いコントラストの配色なので、重ね着によつてはボタニカル柄の主張は控えめにできそう。
 一方、コットン100にもかかわらず、爽やかで通気性のいい肌触り。Orianのコットンシャツにも同様の、引っ掻けば破れてしまいそう なコットンシャツがありますが、似ています。
 柄としては流行の中心ではないですが、リゾートという大テーマの中では活躍シーンを作れるでしょう。


2.PT05 TRAVEL


 初PTです。数年前のモデルですが派手に後ろポケットの糸をほつれさせています。これくらい直します!
 なお、毒蛇模様のパンツとはこれのことです。中東的などの表現はできないものか……。
 一時期、32インチしか履けない身体になっていましたが、無事に31が通過。30目標です。
 伸縮性に優れていますが、夏は蒸れます。やはりリネンの快適性には勝てません。



 お買い得要素はこのほつれ? 縫います。


3.Roberto Collina(カットソー)



 シーズンを意識して、デザインよりも生地を優先して探した結果見つけました。
 安価格帯のパイル地より生地は明らかにいいです。中袖なので冷房のきいた店内にも対応します。
 少し(残念な)ボディラインが分かるので、鍛えます。


4.Majestic




 フランスのカットソー屋の品です。半袖のヘンリーネックを愛用しているのは、しっとりとした肌触りが理由。いやな汗を感じにくいです。
 また、価格も魅力。古着屋では安価に設定されているらしく、二種類発見したところ、どちらも1500円強。サイズが合ったので片方を購入。



 久しぶりに衣類を撮影しました。質感重視で高コントラストの一灯ライティング、カメラ側ではコントラスト低めの設定にして、過度の演出を抑制。Roberto Collinaの引きの画、カットソー下部のウェーブ描写に納得しました。
 無事に技術向上していて良かった。ポートレートは相変わらず経験不足で未熟です。ファブリック、シズルは及第かと思うので、金属・ガラス・プラスチックの質感のレベルアップに努めましょう。昨年トランペットをプライベートで撮影したときはひどかったので……。

 今回初めて撮影データをカードリーダーからタブレットで確認して、そのままアップロードしています。リアルタイムに確認しているわけではないですが、撮影現場で軽くデータチェックできそうか。wirelessの方が便利ですが、堅実なのはアナログな方式。軽度のトラブルでも印象は大きく下がって、満足感や信頼性に悪影響を及ぼすのはよくないですからね。プロセスのトレーニングも重要、外見=ファッションも重要ということです。お後が宜しいようで。

2017年6月29日木曜日

Oh, my GOD!! 災害に備えて。

 火災被害に遭いました。

 唐突? でも災害は唐突にやってきます。
 幸い、厳密には煙害のみで済みましたが、煙はあらゆる物体にまとわりつくもの。臭い、油のべたつき、汚れ。
 洋服は臭いが全滅し(箪笥の中も逃げられない!)、仕事道具のカメラ関連は挙動不審なものも……悪環境対応モデル以外は信頼できないです。
 そこで大事なのは保険。
 オリジナルを完全な状態で再入手できないものも多々ありましたが、それでも次の出会いのための資金ができれば、溜飲は下がるかもしれない。
 近隣住民には火災保険に入っていなくて散々な目にあっている人が多く、悲惨です。私は幸い火災保険に入っていたので、かなりの所持品の汚損が認められました。

 ただ、問題はカメラ。一般的な火災保険は仕事道具を対象外にしています。それを知らずに職業を自営業(フォトグラファー)と回答してしまい……oh, my GOD!!
 通常、購入時の価格と使用年数から現在価格が算出されますが、そもそも公私ともに使っているので、そこにさらに比率が計算されるわけです。SOHOの家賃が例です。
 もっと高価な仕事道具をお持ちの方もいますよね。工作機械とか、自営タクシーとか……。
 そういう方は動産保険に入ることを本当にお勧めします。リース会社などが入っていることから、仕事道具のカバーはできることが分かります。個人の所有物なら保険金も、リニューアルや修理費を考えれば安いもの。
 機材の修理と補完が終わったら入ります。ついでに保険金で新しいボディとレンズ、防湿庫を買おう。さらに保険対象が増えて心情的にお得感が増しそう。
 周囲のフォトグラファー仲間も入っていない人が多かったので、気をつけよう! という一被害者のぼやき&注意喚起でした。

 5D4か5D3どっちを買おう。差額は当然レンズや照明機器に回ります。5Dsも静物特化型として魅力的。でも、旧メイン機の6Dは連写精が低くて人物撮影や調理撮影の一瞬を捉えきれないこともありまして……そうなると5D4が最適なのかしら。

 実は仕事道具は住居の管理会社に泣きついて、ある程度の補償はあるみたいです。市町村やその場や被害物の関連団体に働きかければ何らかのリターンはあります。ただ、すごくやり取りが面倒。動けば動くほど返ってきますので、困っている人ほど情報収集は忘れずに。
 市町村の窓口、消防、家電屋、リサイクルショップ、不動産屋、加入している生命保険屋など相談相手はいっぱいいました。
 
 ところで夏用のローファーやドライビングシューズを履こうとしたらインソールの表が黒ずんでました。これ、素足で履いたらダメでしょうか。

徒然とファッションについて愚痴る。

 吐露する場所に惑ってここを思い出す。

 先日、職場でペイズリー柄のパンツを指して、毒蛇柄みたいな柄と例えた人がいた。カーキベースに紺と赤を配色しているとはいえ、柄は明確にペイズリーで困惑する。
 ペイズリーといえば紀元前発祥のでんとうてき紋様であり、エトロを始め多ブランドで用いられている柄。果たしてこの人は赤や青地に白のバンダナしか知らないのだろうか。
 例え方に悪意を感じて不快に思う。そういえば以前タータンチェックのバッグを見て、オジサンバッグと揶揄したのもこの人だった。
 唐草模様を見れば五右衛門、ガンクラブチェックを見ればコナン、ボーダーを見ればデブとでも言うのだろうか。

 うーん。
 柄物を選ぶときにこういう人には、遭遇するリスクがあるのか。そんなことを考えて趣味や好みに水をさしたくない。
 奇天烈な柄なら兎も角、めんどくさいなぁ。

 さて、愚痴ばかりでも詰まらないので、ここらでファッションの疑問を一つ。
 この記事を書いていて、植物由来の模様の違いが分からなくなってしまった。ペイズリー、アラベスク、ハワイアン……。
 端的にいうと、最大の違いはモチーフ。ハイビスカス、菩提樹、松など。その土地の植物がデザインの元になっているんですね。また、幾何学的か抽象的かで大きく印象も変わります。近代の新しい柄はどちらかに強調してる印象です。また、ボタニカル柄はこれらの形式を廃して自由にデザインされているか、これらを包括するのでしょうか。
 ここまで好き放題言いましたが、私の一番好きな柄はモザイク柄やパターン配置されたセニック柄でした。柄が強烈なので、かすれた風合いに描かれていたりコントラストを下げているものが使いやすくていいですよね。

 人の持ち物にケチつける前に勉強しろコノヤロー。という話でした。

2016年7月28日木曜日

呑兵衛こらむ。

たまに書きたくなるお酒の話。

夏になり、室温が一定に保てなくなったのでワインを一時中断。
もっぱら蒸留酒を飲むようになりました。



左からカルヴァドス、グラッパ、コニャック、ラム、ウイスキーです。

蒸留酒ってのは、醸造酒を蒸留(一旦気化してアルコール濃度を凝縮)したものです。
醸造酒はワインや日本酒のように果実や穀物を発酵させた酒ですね。


本当に多様多種で、大別すると焼酎・ブランデー・白酒などに分けられます。
さらにブランデーの中で素材や産地によってカルヴァドスやグラッパのようなものがあります。

基本的に長持ちしますし、温度変化にも強いのでこういう季節には助かります。
ビール党の方は冷蔵庫がビール庫になりますが、蒸留酒は適当に部屋の隅っこに置いておけばいいですからね!(笑)
あとはグラスに注いでからゆっくり楽しめるのがいいですね。
ワインでも時間経過で香りが開いてくると思いますが、蒸留酒はゆったり変化します。
加水による調節や変化も楽しみの一つ。
カクテルのベースにしやすいのも利点でしょうか。
テキーラやジン、ラムなら特にレシピが多いでしょう。

ビール党、ワイン派、日本酒勢のみなさん! ぜひ今年の夏は蒸留酒を!

2016年5月19日木曜日

書道を嗜む ~経過報告

先日新たな趣味として書道部を始めたとご紹介しました。
毎日とまではいかないものの、二日に一度以上は筆を執るようにしています。
その結果、一冊目のテキスト『九成宮』を終了しました!

記念に、一回目の臨書と同じものを書いてみました。



左が一回目。右が約二十日後です。

まだまだ理想とはほど遠いですが、線の処理が上手くなった気がします。あとは全体のバランス、つまり余白の使い方が向上したでしょうか?
相変わらず丹や月の字は苦手です。


さて、僕は同一課題の反復練習より、類似課題の反復練習や新しい課題の練習が好きです。
新鮮なものの方が楽しく、興味を持続できるからというのが持論です。

というわけで、早速二冊目のテキストを用意しました。



『九成宮醴泉銘』と双璧をなす初心者の味方、『孔子廟堂碑』です。

『九成宮醴泉銘』が力強く格好いい字なら、『孔子廟堂碑』は優しく美しい字です。
早速半紙10枚ほど臨書してみましたが、僕はこちらの方が好みかもしれません。


また後日、古本屋で良い本を格安でゲットしました♪



台湾人書家執筆の本で、最初に40ページほど筆法を解説した後、怒濤の200ページものお手本があります。※ 九成宮醴泉銘の場合
そのシリーズの楷書だけをまとめ買いしました。
残念ながら行書はなく、他は草書や隷書でしたので五冊。
初唐三筆と北魏楷書二冊ですね。
日本人とは異なる台湾人ならではのセレクトなのでしょうか?



ちなみに手本部分はこのようになっていて、元本・手本・現代の初体の三構成になってます。

この五冊、夏には終わるんでしょうか……?

とりあえず孔子廟堂碑はシンプルなテキストなので、今月中の達成が目標です!

その後、雁搭聖教序の分かりやすいテキストに進むか、中国古典碑帖復元精選シリーズに挑むか……おいおい考えます。

2016年5月17日火曜日

Fashion item Review 2016SS vol.05 Pants

前回に引き続き、というか同時に購入したパンツです。

実はこの日は、10点近いパンツを近隣店舗に取り寄せしてもらってセレクトしていました。
最終的に前回のBEAMSに加え、J.W.Brine、INCOTEX、SOLIDOの4点に絞り込み、そこから予算の都合で2点まで絞った次第です。

その2点目がSOLIDOです。



実は全アイテムで初SOLIDO。
ジャケットはあまり好みではないのでいつもパスしていましたが、パンツは気になっていました。
サイズ1はウエストはぴったりなものの、ヒップ以下がピッチリしすぎてオネエ度がスゴイことになりまして……。サイズ2で購入です。



購入したのは青系のパンツ。
くすんだ色合いが特徴で、青寄りのグレーブルーとでもいいましょうか。
このくすんだ色合いというのが汎用度の高さをもたらす要因だと思っています。



生地のアップです。
ジャージー素材でストレスフリー。サラリとした触感です。
ただしちょっと肉厚な生地なので、真夏日には厳しいと思います。
30度強くらいまでなら余裕で対応できそうです。



SOLIDOの特徴である金具。



ポケットはスラントポケット。



ヒップ側はフラップ付と、ディティールへのこだわりを感じます。


全体的な着用感としては、サイズが少し微妙です。
ヒップからふくらはぎのシルエットを優先したので、ウエストが大きい!
たぶん3~4センチくらいは詰められると思います。


今年は青が一つのトレンドなので、活用度は高いと思います。
ネイビーパンツは2本持っていますが、このような風合いの青は初めてなので、差別化も容易です。
上下でコントラストを付ける際や、全体的に淡いトーンで統一する際に活躍しそうです。

2本のデイリーパンツを追加したことで、そろそろ一旦パンツ群の整理が必要です。
着用頻度の低いパンツを数本売りに出したいところですが……断舎利が苦手なので苦労しそうです。

Fashion item Review 2016SS vol.04 Pants

春夏仕様のパンツは10本ほど持っているのですが、その着用頻度には大きな隔たりがあります。

まずは仕事でも使うパンツ。
近所に買い物に行くときにさっと穿けるパンツ
ばっちりコーディネートするときのパンツ。
これらのカテゴリーの中で仕事着が最も着用頻度が高いのですが、カテゴリーを横断すればさらにアップします。

気がつけば二、三本を穿き回してるな~と気づき、たくさん穿けるパンツ探しをすることにしました。




出会ったのはBEAMSオリジナルのチノ。
5%ポリ混でストレッチ性もあります。



形はシンプルな5ポケット。
ヒップから脚へのラインもきれいで、テーパードもしっかり効いています。



実際の色合いはこの画像が一番近いです。
カーキの彩度を下げた感じで、グレーとカーキの中間色のようです。

・ストレッチの効いた履きやすさ
・グレーに近いコーディネート上の柔軟性
・きれいなシルエット
以上3点から、これは使いやすいパンツ! ということで購入しました。
特に面白みはないですが、緑がかっていることからアースカラーや青系のアイテムとの親和性が特に高くなっているのがグッド♪なところだと思います。

ちなみにお値段3000円。
古着屋の掘り出し物は最高です。