前回作成中だったクラッチバッグ。
3日かけて完成しましたので、制作過程とともにご紹介します!!
素人の作品なので、荒いのはご容赦ください。。。
トラモンターノのフラップ式クラッチをモデルにして作成しました。
A4サイズとその半分くらいのミニクラッチの2サイズあったのですが、その中間くらいのサイズにしました。
僕の持っているミニクラッチは本当に財布とスマホくらいしか入らないので、もう少し容量を増やしたかったので、高さを3センチほど上げました。
ベージュの革はカーフ、フラップはスエードです。
なんかコンビ素材&カラーの革靴っぽいかな、と思います。
せっかくの靴好きという個性を、今後のバッグでも表現できたらいいなと思います。
マチ部分。
完成! と言いながらも、実は最終工程がまだ済んでいません。
バッグのフチ部分(コバ)の仕上げが終わっていません。
背面はトラモンターノのクラッチ同様にポケット状になっています。
長財布くらいならスッポリ入る見た目以上の容量を持っています。
あ、もちろんバッグの中がパンパンだったら、ほとんど入らないですけどね(笑)
バッグの中身です。
マチは最大6~8センチで設計しています。
たっぷり収納した状態。
ズサァー!!
長財布、折り畳み傘、スマホが出てきました。
あと文庫本1冊くらいなら入りそうです。
続きまして、制作過程をさらっとご紹介します。
大体のパーツの作成が終わったので、クリップで仮留していきます。
全体像がつかめたので、マチ部分のサイズを調整し、端を縫い縫い♪
フラップ部分と本体を縫い合わせていきます。
このとき、スエード革+キャンバス+スエード革という構造のフタにずれが生じてしまい、アタフタしました。
フラップ部分完成。
僕はここで、1つ重大なミスを犯しました。
他の革と同様に、縫い糸の始末にボンドを使ったのですが、そのボンドがスエードの毛並を固定してしまったのです。
すぐに濡れ雑巾で拭えばよかったものの、ティッシュで革の表面からボンドだけを取っただけの処置をしてしまったので、ボンドが付いた部分だけ、スエード独特の毛並が失われてしまいました。。。
気を取り直して、本体を縫っていきます。
途中、ボタンを取り付けたのですが、画像左側のパーツの裏面につけるはずだったパーツを付け忘れる。
なぜか僕は無意識にハガワで代用していました。だからたぶん機能的には問題ない……はず!
以上! 作品名 『コンビレザークラッチバッグ』です。
なんとか完成しましたが、多くの問題点を残してくれました。
問題点1 『革の選別』
ベースのベージュ革の厚みが少し足りない。もう少し厚手の革を使えば、オリジナルのような形状の保持ができた。
問題点2 『革の扱い』
スエードは丁寧に扱わないと、制作過程で染みが付きやすい。
問題点3 『革のカット』
製図が正確でも切出が上手くなければくみ上げた時に誤差が出る。
問題点4 『革の縫製』
糸の縫い方がまだまだ汚い。ラインが真っ直ぐになっていないのは致命的。
あとはコバ処理だけが残っています。
ここを100点で完成させられれば、一気に鞄としての出来栄えが良くなると思います。
とはいえ、コバ処理の経験がほとんどない僕は、せめて現状の鞄の出来を損なわないレベルのコバ処理ができれば良しと思っています。
もちろん、目指すはエルメスレベルのコバ処理です(笑)
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