2015年9月27日日曜日

2015AW購入リポート 04 Barbour

怒涛の買い物ラッシュが続いていますが、そのほとんどが中古商品です。
昔の商品を見るのも楽しいですね。
今は流行から外れたから売っていないけど、今着たいアイテムが時々見つかったりするのが醍醐味ですよね。ヾ(o´∀`o)ノ

さて、今回の品"Barbour"も古着屋で手に入れたものです。


"Barbour"

言わずとしれたイギリスの名門ブランド。
1894年に英国北東部のサウスシールズで創設され、港で働く人のためにオイルドクロスの防水ジャケットを製造販売していました。
戦時中は軍隊でも採用されており、1987年にウェールズ皇太子殿下からロイワル・ワラントを賜ったのだそうです。
貴族の嗜みである狩りや乗馬と密接な関係を持ち、カントリージェルマンの象徴ともいえるブランドです。

Barbourはジャーミンストリートの店舗に行ったことがあるんですが、セール時期だったのでサイズも残っておらず、当時はあまりいい印象を持っていませんでした。
むしろ、一般庶民が愛用している服なんだな~という印象です。
ブーム到来当初、少し粘ってマイサイズを見つけていれば良かったかな、と思った覚えがあります。

という前置きを長々と書きましたが、実は今回購入したのはオイルドクロスの製品ではないです!!
というか一番有名なオイルドのビデイルじゃないです!!ΣΣ(゚д゚lll)!



こちら、フーデッドビデイルという商品です。カラーはブラック。
直営店やBEAMSなどで新作を見ることができます。



一時期、ファッション誌の猛プッシュを受けたビデイルはどうも着る気になれませんでした。
パラブーツやオールデンみたいなものですね。
どこでも売っていて一点豪華主義な学生まで着用しているのでげんなりします。
最近はチャーチがターゲットになっているようで、大学生が古着屋でチャーチのトゥを持っているのを見てムッとしたことがあります。(o-_-o)



あ、これがロイワルワラントの証ですね。
下には"The Original Barbour Tartan"とあります。
確かに現行品は内側はタータン模様です。



こちらのモデルは近くで見ると無地じゃなかったりします。
ヘリンボーンストライプになっています。
ヘリンボーンはニシンの骨に似ていることから名づけられた名前ですので、barbourの起源にもマッチしています。
また、この柄の記事は元々は高級紳士服に使われていたので、英国紳士ともマッチします。
コットン製のビデイルとしてはとても味のある柄だと思います。


とはいえ、このようなことは特に購入の動機ではなく、後で「そういえば……」と思いだした程度です。



最大の理由はこの大きな腰ポケット。
Barbourの製品のほとんどはこの大きなフラップポケットがついています。
流石アウトドア・カントリー発祥のブランドです。

主な用途は屋外撮影における羽織りだったので、「軽い」「黒に近い色」「収納力」「フード付」が条件でした。現在持っている羽織りは青のアスペジのみだったので、追加購入が必要でした。
このポケットに、替えのレンズやバッテリー、電池などを入れて急なトラブルでもカメラバッグまで戻らずスムーズに撮影を続行できる環境ができると思います。



この通り、袖にはスナップボタンがついていて、手元を邪魔しないように留めることができるのも嬉しいですね。
ナイロンブルゾンなどに比べると重いですが、ウールやオイルドコットンに比べるとこのコットンは軽い!
しかも新品のシャツ1着とあまり変わらない価格で買えるというのも大きな購買要素でした。



残念なのは、昨今のbarbourは中国製であることです。
イギリス製が欲しければ、ヴィンテージのビデイルを買うしかありません。
かなりオイルも馴染んで柔らかいのですが、趣味の服として買うなら考えても……というところでしょうか。

ちなみにサイズはSサイズです。38くらいでしょうか?
48のジャケットの上から羽織れます。
でもウエストのドローコートを絞れば不格好にはならないです。


この秋~初冬はこのコートをガンガン使い倒そうと思います!o(*´∀`)○
踊る大捜査線の青島のトレンチに迫るトレードマークを目指します(笑)

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