以前から興味があったものの、なかなか手を出すきっかけがない。
よくある事だと思います。
僕もいくつか心当たりがありますが、今回療養中の暇をきっかけに、その一つを始めてみました。
それは、『書道』です。
小学生時代は習字が苦手で、その後も選択科目では音楽関係ばかり選択していたのですが……。
この歳になってみると美しい字や紙と己に向き合う姿勢に関心が出てきたのです。
美術館やギャラリーで書を観てますます関心が高まり、この度道具を一式購入してみました。
購入したのは書遊さん。
大阪市内の書道用具専門店の中では一番敷居が低く、店員さんに教えてもらいながら道具を揃えられました。
練習対称は九成宮醴泉銘。
唐の三筆の欧陽詢の書で、中高生の書道部が最初に学ぶ古典作品の一つだそうです。
これは楷書ですが、実は僕が現在最も好きなのは米芾の行書です。
しばらく楷書で基礎を固めたら、行書の基礎である王羲之を学び、それから米芾や空海にチャレンジしたいと思っています。
大人になってから始める書道は子供時代より美しい字に触れる機会が増えたためか、上達を実感しやすいです。
一日めの書
二週間後の書
まだまだ下手ですが、少しずつ課題が修正されていく様を実感できるのは楽しいです。
我流の限界は必ずあると思うので、しばらくしたら気楽な書道教室を探してみたいなと思っています。
ところで、書道といえば面白い漫画があるのでで、興味がある方はぜひ読んでみてください。
『とめはねっ!』と『ばらかもん』
おすすめです。
0 件のコメント:
コメントを投稿